橋本愛、第34回東京国際映画祭フェスティバル・アンバサダーに就任!

『第34回東京国際映画祭ラインナップ発表記者会見』が9月28日に都内で行われ、女優の橋本愛(25)がフェスティバル・アンバサダーに就任した。

橋本は「観客として作品を見て映画に助けてもらったというのがこの映画祭をきっかけに有りましたし、また自分が出演した作品を上映させてもらって、レッドカーペットを歩かせていただいたり、舞台挨拶で皆さんにお会いしたりして、ご縁が有るなって個人的には思っていたので、アンバサダーとしての新たなご縁をいただき、本当に心から有難いなと思っています」と喜びを語った。

プライベートでも同映画祭に足を運んでいたという橋本は「この季節になると東京映画祭のサイトをチェックして、日常の延長線上にこの映画祭があったりもするんですが、本当に思い出深い出来事がたくさん有って、自分の人生を丸ごと救われたかのような体験もさせていただきました」と明かした。

その体験として『エンドレス・ポエトリー』という作品を見たことを挙げ、「『愛されなかったから愛を知ったんだ』という言葉が目から鱗で、そっかと思って、得られなかったからこそ、自分が何が欲しいのかっていうのが分かるじゃないですか。その言葉で自分がうまく付き合えなかった人に対しても感謝の気持ちが生まれました。本当に人生を変えてくれた有難い経験でした」とエピソードを語った。

また東京国際映画祭に望むことを聞かれると「映画祭そのものというよりは、映画文化、芸術が日本という島国において、地中深く根を張っていったらいいなという思いが有って、そのためには皆さんの生活の中に映画や芸術がもっといい意味ではびこっていけたらいいなと思っています。人生の中のもっと大きな一部になっていけるように今の現状に満足せずにどうしていったらいいかを前向きに考えていけたらいいなと思います」と思いを口にした。

第34回東京国際映画祭は2021年10月30日(土)~11月8日(月)までの10日間にわたって、日比谷・有楽町・銀座地区にて開催される。