福原遥、意外な一面を告白「こう見えて足が速いんです!」

映画『羊とオオカミの恋と殺人』の初日舞台挨拶が11月29日、TOHOシネマズ日比谷で行われ、本作で主演の宮市莉央役を務める福原遥(21)が、福原とW主演で黒須越郎役の杉野遥亮(24)、川崎春子役の江野沢愛美(23)、朝倉加葉子監督(42)とともに登壇した。

本作は1000万ダウンロードを突破している人気漫画アプリ『マンガボックス』で閲覧数1位を独走したコミック『穴殺人』を実写映画化。自殺志願のニートの男の子・黒須越郎と、殺人鬼の美少女・宮市莉央の異色カップルが贈る衝撃的なラブコメディとなっている。

杉野とは2度目の共演となる福原は「1回目に共演させていただいた時は、作品の話とかはあまりしていなかったんですけど、今回の作品では杉野君と意見を交換しながら、お芝居についてだったりとかを一緒に話せたのがすごく嬉しかったですし、私も支えてもらっていたというか、すごい安心感があって一緒にできてよかったです」と笑顔で答えた。

殺人鬼という強烈なキャラクターを演じたことについては「今までにやったことのない役をやってみたいとずっと思っていたので、今回のお話をいただいた時はすごい嬉しかったです。殺陣にも挑戦し、3ヶ月くらい練習していました。監督から『舞うように綺麗に美しく殺して欲しい』と言われたので、その美しさだったり、コンテンポラリーダンスみたいな、アクションというよりも踊っている感じの演出だったので、殺される側の方と息を合わせるのが難しかったです」と振り返った。

江野沢は福原について「普段はかわいらしい感じですが、お芝居に入って宮市さんになった時に目が鋭い感じが伝わってきて、”殺人鬼”でした。遥と出会うシーンはバチバチで、キャピキャピの私とバチバチのお姉さんみたいな感じなんですけど、それが『すごいな。女優さんだな』と思いました」と絶賛。杉野も福原について「絶対的な信頼はおいてましたよ。ふと涙を流すシーンでもそうですけど、遥ちゃんの目を見て芝居をしていれば正解というか、自分の中にも確固たる何かが生まれてくると思っていました」と絶賛した。

その後、本作の『信じられないでしょうが、これはラブコメです。』のキャッチコピーにちなんで、『信じられないでしょうが、私○○なんです。』という話題を披露する企画が行われた。福原は「私はこう見えて足が速いんです!」と発言。会場からは驚きの声が上がり、杉野からは「走るとき手と足が一緒に出そうだよね」と突っ込まれると、「学生の時はリレーの選手でした。50mの記録も速い方でした」と意外な一面を明かした。

最後に福原は「この映画はスパイスの効いたラブコメになっています。内容は怖い部分も有るのですが、かわいらしい部分だったり、黒須君と宮市さんとの真実の愛がすごく細かく描かれているので、楽しんで見ていただけたら嬉しいです。あと黒須君の印象的なセリフで『宮市さんのことがまるっと好きです』というセリフが有るのですが、皆さんにもこの映画をまるっと好きになっていただけたら嬉しいです」とアピールした。

映画『羊とオオカミの恋と殺人』は、大ヒット公開中!

『羊とオオカミの恋と殺人』

出演:杉野遥亮 福原遥 江野沢愛美 笠松将 清水尚弥 一ノ瀬ワタル 江口のりこ

監督:朝倉加葉子 脚本:髙橋泉 音楽:渡邊崇

原作:裸村「穴殺人」(講談社週刊少年マガジンKC刊)

主題歌:ロイ-RoE-『癒えないキスをして *』(ワーナーミュージック・ジャパン/unBORDE)

製作: 岡本東郎 花田康隆 久保田修 プロデューサー:行実良 村山えりか 齋藤寛朗

スーパーバイジング・プロデューサー:久保田修 アソシエイトプロデューサー:上原大也

撮影:早坂伸(JSC) 照明:大庭郭基 録音:浦田和治 美術:小竹森智子 装飾:中村三五 編集:武田晃

スタイリスト:山﨑忍 ヘアメイク:望月志穂美 音響効果:柴崎憲治 助監督:松下洋平 制作担当:塚村悦郎

振付:青木尚哉

製作幹事:VAP 共同制作プロダクション:カズモ 制作プロダクション:C&Iエンタテインメント

配給:プレシディオ 宣伝:ウフル

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