のん、執念を持った監督と作品に参加できたことが誇らしくて一生忘れない!劇場アニメ『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』初日舞台挨拶!

劇場アニメ『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』の初日舞台挨拶が12月21日、テアトル新宿で行われ、本作で主人公・北條すずの声を演じる“のん”(改名前は能年玲奈)(26)が、細谷佳正(37)、尾身美詞(35)、潘めぐみ(30)、岩井七世(30)、新谷真弓(44)、牛山茂(67)、片渕須直監督(59)とともに登壇した。

2016年に前作が公開されてから、3年後に本作の公開を迎えたことについて、のんは「本当に嬉しいですね。まさか3年も年月が経つとは思わなかったんですが…。前作に新しいシーンが付け足されて、また新作として送り出すというほかにはない経験をさせていただいてとても喜びに満ちています」と思いを語った。

片渕監督と再び初日舞台挨拶に登壇した心境を聞かれると「本当に嬉しいですね。9年間も一つの作品に力を注いで、まっすぐに作品を作っていく、執念を持った監督と作品に参加できたことがすごく誇らしくて、本当に一生忘れないなと思っています」と喜びを語った。

また舞台挨拶では、すずの小学校の同級生・水原哲の声を演じた小野大輔からの手紙も代読された。「誰の心にも響く作品と実感。緻密に深く、さらに面白く、本作は間違いなくずっと心に残り、語り継がれる名作。観てくれた人がまた折に触れて、僕らのことを『笑うて思い出してくれ』たら、それがなにより幸せです」とMCから代読されると、のんは「すごくレア!小野さんのお気持ちを聞けるのは貴重だと思います。素敵な生の劇場の初日の感想を伺えて凄くありがたいです」と満面の笑みを浮かべた。

最後にのんは「新しいシーンが付け足されて、本当に全く違う味わいの映画になったと思います。良いなと思ってくださった方は、周りのご家族やご友人にお勧めしていただけたらなと思います。また一緒に『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』を応援して下さい。よろしくお願いします」とアピールして舞台挨拶を締めくくった。

『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』は、全国で公開中!

©2019 こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会