佐久間由衣&奈緒、初共演で意気投合!

第33回東京国際映画祭「TOKYOプレミア2020」部門上映作品の映画『君は永遠にそいつらより若い』の舞台挨拶が11月1日、EXシアター六本木で行われ、佐久間由衣(25)と奈緒(25)が監督の吉野竜平(38)と共に登壇した。

同作は、就職も決まり卒業を間近に控え、日常をただなんとなく生きていた大学生の主人公が、暴力や児童虐待、ネグレクトといった社会の闇と、それらに伴う悲しみに対峙することになる姿を描いた作品である。主人公の佐世役を佐久間由衣、楠子役を奈緒が演じている。

自身の役柄について聞かれると、佐久間は「自分には欠けていると思っているコンプレックスだったりとか、人に言うまでもないと思っているような、自分の中では消化しきれていないような悶々とした思いを感じている、何かが上手くいってないのは自分のせいなのではないかと常に自分に問いかけているような女の子だと思って演じました」と語った。

楠子役の奈緒は「過去に傷を抱えていまして、その大きな傷によって自分のことを肯定できないまま生きている人だと思って演じていました」と明かした。

佐久間と奈緒は初共演であり、お互いの印象を聞かれると、奈緒は「すごく感覚が合う方だなと思いましたし、一緒にいる時に肩を張らずに笑える方だなと思ったので、佐久間さんと一緒で良かったです」と喜びを口にした。

佐久間は「本当に素敵な女優さんだと思っていたので、共演が決まって純粋に嬉しかったです」と絶賛した。

©2020 TIFF


『君は永遠にそいつらより若い』

2021年全国公開予定!

配給:Atemo

©「君は永遠にそいつらより若い」製作委員会